自らキャリアを選び、新たな可能性に挑戦する──。そんな社員の姿勢を後押しするのが、NECの社内人材公募制度「NEC Growth Careers(NGC)」です。海底から宇宙まで、事業領域が多様だからこそ広がる挑戦のフィールドを活かし、NGCを通じて新天地で活躍する3人が、決断の理由と成長の実感を語ります。
主体的なキャリア形成を支援。異動を成長の機会として後押しする、NECの社内公募制度

社員が主体的に社内のポジションに応募できる、通年型のキャリア・マッチング制度であるNGC。職務経歴書の登録により募集部門からスカウトが受けられ、AIによるレコメンド機能で新たなキャリアの機会に気づける仕組みも整えられています。国内グループ会社間での公募も始まり、挑戦の選択肢はさらに拡大中です。
戦略上必要なポジションに素早く最適な人材を配置する「適時適所適材」の実現においても、NGCは重要な制度です。異動は社員の成長を促し、キャリアの可能性を広げる──そうした意識が浸透しているのは、制度を刷新した2019年度以降、NGCを通じて年間に異動した社員の数が累計1,500人を超えていることからもわかります。
このNGCを活用し、事業戦略や組織体制づくりから自社製品の販促業務へとキャリアチェンジしたYasuaki S.。NECへは2009年に新卒入社しました。
Yasuaki S.:私は大学院時代にモバイル通信の研究を行っていた中でNECの技術力の高さを実感し、働きやすさや人柄の良さに惹かれて入社しました。入社後はソリューションSEとして大手通信事業者向けシステムの上流工程を中心に担当。2018年にはお客様先へ出向し、新規サービスの企画やアプリ開発を行いました。
2021年に帰任してからは事業部統括補佐として中期計画の立案や組織体制づくりに携わり、2023年にNGCを活用して現在のデジタルネットワーク統括部に異動しています。企業や社会インフラを支える自社ネットワーク機器の販促活動が今の主な業務です。
一方、NGCを活用して官公庁向けシステム開発からキャリアチェンジし、現在はヘルスケア領域の提案活動に挑戦しているYurie S.。2020年にNECソリューションイノベータへ新卒入社しました。
Yurie S.:私はIT企業で社会基盤を支えるプロジェクトに携わりたいと考え、多様な事業領域を持つNECグループを選びました。入社後は警察向けの業務システム開発にSEとして従事し、現場業務を支援するパッケージ製品の開発を担当していました。
その後は、社会保障領域におけるアプリケーションの改修や、デジタル庁向けシステムの開発も経験しました。そして2024年にNGCを活用して異動し、現在は医療PDソリューション統括部でNEC健診結果予測シミュレーションの提案活動を行っています。
Daiki S.は、生体認証領域の新規事業開発から、NGCを活用してNECの新規事業開発を推進する部署へと活躍の場を拡大。NECへは2023年に異業種からキャリア入社しました。
Daiki S.:前職は百貨店業界で、toC領域の新規事業開発やプロダクト開発にデザイナーとして携わっていました。より広く多くのお客様の課題解決に貢献したいという想いから転職を考え、社会価値の創造をめざすNECのビジョンに共感したこと、そしてNECの技術を社会に役立つ製品やサービスに仕立てていきたいという想いから入社を決めました。
入社後は生体認証・映像分析統括部でweb3技術と生体認証技術を掛け合わせた事業開発を担当。2024年にNGCを活用して異動し、現在はビジネスイノベーション統括部でデザインやプロダクト開発の立場から新規事業開発を推進しています。
NGCの活用を通じ、それぞれの経験を経て新たな領域に挑戦している3人。共通しているのは、主体的にキャリアを考えて切り開く姿勢です。
Yasuaki S.:私は新人の頃からマネジメント職になることを志し、そのために幅広い経験を積み重ねることを意識してきました。お客様先への出向も、NGCを活用して新たな領域に挑戦することも、一つひとつ主体的にキャリアを選んできた結果が今の自分をつくっていると感じています。
Yurie S.:私は警察領域でSEとして働いていた頃、お客様と直接向き合いながら課題を解決していく先輩をロールモデルとしていました。その中で芽生えたのは、自分もお客様と対話しながら価値を創る仕事がしたいという想いです。その想いをかなえるために、NGCで自ら挑戦する道を選びました。
Daiki S.:私はキャリアは自分で切り拓くものだと考えています。前職で新規事業開発に携わる中でデザインの可能性に気づき、自分でデザイナーと名乗り出して転身したところから、今のキャリアがスタートしました。そこから実績と研鑽を積み重ねて今に至るので、肩書きより先に意志を持つことが大事だと考えています。
NGCで、社内に広がる選択肢を活かす。転職ではなくNECでの異動を選んだ理由

キャリアの転機を迎えた際、転職ではなくNGCを活用して社内でキャリアチェンジすることを選んだ3人。Yasuakiは出向からの帰任を機に、自身の進む道を改めて考え直しました。
Yasuaki S.:私は入社以来、長く大手通信事業者向けのソリューションSEとして経験を積んできました。そして出向してコンシューマ向けのサービス企画にも携わる中で、自分が経験したことのないさまざまな業務や領域があるのを実感したのです。それがキャリアチェンジを考えたきっかけでした。
その時、YasuakiにはNGCとは別の選択肢も浮かんでいました。
Yasuaki S.:実は当時、他社からスカウトをいただいていて、出向先への転籍という選択肢もあったのです。それでも出向して外からNECを見たことで、航空宇宙や防衛、社会インフラ、医療、金融など、これほど幅広い事業領域を持つ会社は他にないと改めて実感しました。転職しなくても、NECでまだまだやれることがある──そう考えました。
もう1つ私にとって大きかったのが、NECで働く人の「優しさ」です。部門を越えて互いに協力し合い、ワンチームで難題を乗り越えていく。そうした組織としての魅力を再認識したことで、他の道を選ぶのではなくNECで働き続けたいと思いました。
Yasuakiが帰任を機にキャリアを問い直したのに対し、Yurieの転機は思いがけない形でやってきました。
Yurie S.:最初の配属先は第一希望の部署で、仕事にも環境にもとても恵まれていました。ところが所属していたチームが解散となり、予期せず別の領域へと異動することになったのです。その時に初めて「自分の働く軸とは何か」を問い直しました。
組織の一員である以上、キャリアの方向性が突然変わることは避けられません。その中で自分が本当にやりたいことは何なのかを考え続け、たどり着いた答えがお客様と直接対話しながら価値を共創する仕事でした。転職も選択肢として考えましたが、NECグループは事業領域が広い上に多くの職種があるため、やりたいことは社内で実現できると思いました。
NGCでの挑戦を決めたYurieは、キャリアの棚卸しに着手。そこではNECのテクノロジーが役に立ちました。
Yurie S.:応募に向けた準備を行うために、社内生成AIの「NEC Generative AI Service(NGS)※」を活用しました。職務経歴書の作成だけでなく、自分のキャリアを客観的に整理・言語化する壁打ち相手としても心強い存在で、業務の傍ら効率的に準備ができたことはとても有益でした。
※NEC Generative AI Service(NGS)について詳細はこちら
DaikiがNGCの活用を考えたのは、世界最大級のテクノロジー展示会であるCESに参加したことがきっかけでした。
Daiki S.:最先端の技術が実際の製品やサービスとして社会に実装されている様子を目の当たりにし、自分もデザインの力でそうした技術を人々に届けるプロダクトやサービスをつくりたいという入社時の想いに再度火がつきました。
そして帰国してすぐにNGCでポジションを探したところ、「ビビッ」とくるポジションを見つけたんです。そのポジションだけ光って見えるくらい自分がやりたいことと合致していました。
そこからDaiki は、キャリア開発支援の専門組織であるNECライフキャリアを通じてカジュアル面談を活用。応募に向けた準備を進めました。
Daiki S.:ジョブディスクリプションには、求められている役割やスキルなど、応募するにあたって必要な情報がとても詳細に書かれていました。ただ、そこからはわからないチームの雰囲気や抱えている課題などを事前に知っておきたいと考えてNECライフキャリアのキャリアアドバイザーに相談したところ、カジュアル面談の活用を勧められました。
担当ディレクターと直接対話したことで、自分の経験をどう活かせるかが具体的にイメージできました。応募者が実際に感じる不安や疑問に応える制度が整備されていて、キャリア入社者としても社員のキャリア形成と本気で向き合う会社だと感じています。
新たなフィールドで拡大した、キャリアの可能性。成長を加速させるNECの風土

キャリアの転機を迎え、NGCを活用して新たなフィールドへ飛び込んだ3人。Yasuakiは事業部門をまたぐ異動を経て、視野を大きく広げました。
Yasuaki S.:これまでは大手通信事業者向けの業務が中心でしたが、異動後はエンタープライズや社会インフラ領域などの幅広いお客様をはじめ、多くの販売パートナーと接するようになり、多種多様な視点や知見に触れる機会が格段に広がりました。
そしてお客様の先には、数え切れないほど多くのエンドユーザーがいます。自分が携わった製品が実際に使われて日常を支えている。その実感が、社会に貢献できているという大きなやりがいにつながっています。
異動を通じて一番変わったのは、時代に合わせて自分のキャリアをどう築いていくかを真剣に考えるようになったことです。リスキリングの重要性を実感し、能力を高め続けることを以前よりずっと強く意識するようになりました。
異動先でも持ち前の成長意欲を発揮したYasuakiは、1年後に管理職へと昇格。早期の活躍を支えたのは、異動先の充実した受け入れ体制でした。
Yasuaki S.:事業部門を大きくまたぐ異動でしたが、統括部の方針はタウンホールミーティングで共有されていますし、製品情報や組織体制の情報も整備されていました。さらに、異動先の上司が幹部や関連部署のキーパーソンと関わる業務に積極的にアサインしてくれたため、すぐに仲間が増え、スムーズに業務に取り組めました。異動後1年で管理職に昇格できたのは、こうした環境や仲間に支えられたからだと感じています。
Yurieもまた、新たな挑戦を通じて仕事への向き合い方が大きく変わりました。
Yurie S.:技術的な業務から提案業務に変わったことで、正解がない中で方向性そのものを考え抜くことの難しさを実感しています。ただそれ以上に、自分のアイデアや提案を積極的に試せる環境があること自体がうれしく、楽しみながら試行錯誤しています。
そして扱っている製品がヘルスケア領域に変わり、生活に直結する価値の創出に携われていることもやりがいの源泉です。自分で考え抜いた提案がお客様に響いたと感じる瞬間に、提案業務の面白さを感じています。正解を探すのではなく、自ら価値を形にしていく。そうした姿勢が着実に身についてきました。
異動先で大きなやりがいや成長を実感しているYurie。しかしここにたどり着くまでの道のりは、決して平坦ではありませんでした。
Yurie S.:実は私が現在の部署に異動できたのは、NGCに応募して3回目のことでした。正直に言うと、2回続けて思うような結果が得られずひどく落ち込んだこともあります。それでも周囲から「自分と向き合ったこの時間が作野さんを次のステージに上げてくれるよ」と励ましてもらったことで、諦めずに前を向くことができました。
この状況を乗り越えれば、より前向きな気持ちで、自分らしく働ける日が来る。そう信じて挑戦し続けたからこそ、今の自分があると思っています。
キャリア入社してNGCを活用したDaikiもまた、異動を経て新たな気づきが得られたと話します。
Daiki S.:異動して、事業企画から実際のプロダクト開発など新規事業開発の多くの領域でデザインは価値を発揮できるという確信を得ました。また、新規事業は不確実性が高く、仮説と検証の繰り返しです。正解がない状況を楽しみ、イニシアチブを取りにいく、いわば自分たちが正解をつくっていくというマインドも強くなったと思います。
共に事業をつくる仲間やお客様との議論・対話を通じて事業を磨いていくというプロセスそのものが面白く、その結果として自分が携わった事業がお客様の課題解決につながった時は、ものすごくやりがいを感じます。
デザイナーとして新たな手ごたえを感じているDaiki。その挑戦や成長は、NECの制度やカルチャーによって支えられていると語ります。
Daiki S.:NECではトップが発信するビジョンと、それを実現するために必要な社員の成長を支える制度や研修がしっかりと連動しています。たとえばRISE Fastは、社内の誰もが無償で世界標準の変革手法を学べる研修制度です。私も受講しましたが、周囲を動かす力、人を巻き込む力を実践的に鍛える場としてとても有益でした。
課題を感じた時にすぐに活用できる学びの機会があることで、「変わりたい」と思った瞬間に立ち止まらずに動き出せる。制度とそれを活用するカルチャーの両方が揃っていることが、NECの特長だと感じています。
多様な事業領域が、未来の選択肢に。この先もNECで、主体的にキャリアを描き続ける

自ら社内のポジションに応募できるNGCという制度を通じ、新たなキャリアを切り拓いてきた3人。やりたい仕事が実現できている中で、それぞれが次に描いている目標があります。
Yasuaki S.:製品部隊としての基盤を確立した上で、マネジメント経験をさらに広げていくことが当面の目標です。その先には、経営に携わるポジションをめざしています。そして今蓄えている技術知識をコンサルティングや上流工程に活かし、サービスとしてお客様に届ける仕組みもつくっていきたいと考えています。
Yurie S.:私の目標は、幅広いシーンで通用する提案スキルを身につけることです。現在はNECソリューションイノベータでヘルスケア商材の提案活動を担当していますが、今後意識したいのはグループ横断の視点を持つことです。ヘルスケア領域においては、利用者視点での理解も欠かせないため、提案の対象を法人に限らず、エンドユーザーまで広げたいと考えています。そうしてNECグループ全体のヘルスケア領域を担える人材に成長していきたいです。
Daiki S.:私は、社内外の新規事業開発者や起業家がその情熱を燃やし続けられるような仕組みを創っていきたいと考えています。そのために、自身の専門性を活かしながら、新規事業開発により深く、広く携わっていきたいと思います。加えて、私がCESで世界の先進技術に触発されたように、今度は私たちが世界を魅了する番にしたいです。グローバルで社会価値を創造し、NEC、ひいては日本のプレゼンスを上げることにも果敢に挑んでいきたいと思います。
事業規模が大きく、その領域が多様だからこそ、NECにはキャリアの可能性が広がっている──そう口を揃える3人が、挑戦を求める未来の仲間に向けてメッセージを送ります。
Yasuaki S.:私は2009年の入社以来、NECが変革を遂げていく過程を現場で見てきました。会社の成長には人の成長が欠かせないという考えのもと、人的資本経営を重視し、教育環境や制度が一層充実化されてきた実感があります。
そして経営層との距離も近くなりました。毎月のタウンホールミーティングをはじめ、会社の方向性が社員一人ひとりに確実に伝わる仕組みが整えられています。だからこそ、会社のビジョンと自分のキャリアを重ねてイメージすることができます。NECを通じてどんなキャリアを実現し、社会にどんな価値を提供したいのか、ぜひ思い描いてみてほしいと思います。
Yurie S.:私の周りには、NGCで異動した同僚が何名かいます。異動に対して、今の部署からの見られ方や昇進への影響を不安視する方もいるかもしれません。しかし、少なくとも私の周囲では、異動を躊躇したり、ネガティブに捉える雰囲気は感じられません。それは社員のキャリア自律を支援し、新たな挑戦を歓迎してくれる風土があるからです。
キャリア支援以外でも、人を大切にする姿勢は一貫しています。たとえば産休・育休経験者との対話会や女性社員同士が悩みを共有できる場があるなど、将来のライフイベントを心配せずに働き続けられることも、NECグループならではの魅力です。
そしてやりたいことに挑戦できるのは、多様な事業に紐づくさまざまな職種の選択肢があるからこそです。この環境を活かして、私はこれからどんなキャリアを築いていけるのかを想像するだけで、とてもワクワクしてきます。
Daiki S.:強い意志を持っている方にとって、NECは理想的な会社だと思います。Yurieさんが言う通りこれだけ多様な選択肢があれば、自分が歩いてみたいと思える道がきっと見つかるはずです。そしてその道を共に歩み、困難を乗り越えるために協力してくれる仲間がいます。高みをめざして挑戦し続ける意志があれば、それを支援してくれる会社です。
会社全体だけでなく、1on1の場などでも上司が一人ひとりのキャリア開発と真剣に向き合ってくれます。こうして社員の成長を支える風土があり、挑戦できるからこそ会社全体の変革も力強く進んでいるのだと思います。変革の途上にある今、変化を楽しみながら自分の道を切り拓ける方には、ぜひNECを選んでいただきたいです。
※ 記載内容は2026年2月時点のものです