社会に大きな影響を与え、成果が目に見えて分かる。
やりがいと責任のある仕事を求めて。
昔から「変化」や「成果」が目に見えて分かるものが好きでした。「化学の実験で薬品同士が混ざりあうことで化学反応を起こして色が変わる。」そういった「変化」や「成果」が目に見えることに喜びとやりがいを感じ、化学の世界に進みたいと思ったことから、大学でも理工学部で化学を専攻しました。
そこで、糖を検出する化学センサーを開発し、その中でも仲間とともに課題を解決し、成果が目に見えて分かることにやりがいを感じました。これは就職活動をする上で自分の1つの軸となりました。学生時代の経験では、東日本大震災のボランティアに参加したことが、現在の自分の考えに大きく影響をしています。食料供給が遅いことや壊れた家電が散乱している様子をみて、多くの人の生活を支えられる人になりたいと思いました。NECは宇宙から海底まで幅広い分野をやっていたことから、より多くの人へ広い分野から支えになることができると考えたことが、NECを志望したきっかけでした。選考が進んでいく中では、リクルーターの方が親身に相談に乗ってくださり、「NECでは自ら手がけたシステムが社会に大きな影響を与えるので、成果が目に見えて分かり、やりがいと責任のある仕事が出来る」という言葉が、入社の後押しとなりました。
1年目でNEC初のプロジェクトに参画。
支えになったのは、NECの一体感。
入社してまず、製造システム統括部という部署に配属され、そこでNECとしては初のMRO領域IFSパッケージ導入プロジェクトに参画しました。 MRO(Maintenance, Repair and Overhaul)領域というのは、製造業の中で保守や運用保守をするような領域です。作業の効率化を図るプロジェクトの中で、要件定義からテストまで実践的な業務に一通り携わりました。最初は専門的な分野の理解で精一杯だったのですが、お客さまと議論し、工場を実際に視察することで製造機器の運用保守について肌で感じることができました。そして自分なりに業務フローを見つめなおし、理解が深まることで、徐々にプロジェクトの課題に対する回答を自分の中で明確に導きだせるようになっていきました。プロジェクトの中で壁にぶつかることもありましたが、悩んだ時はメンバーの中で幾度もレビューを重ね、チームの一体感で乗り越えることができました。この一体感があったからこそプロジェクトが無事に本稼働を迎えて成功したのだと思います。
NECはこういった上下を問わない一体感を出せる人の良さも魅力だと思っています。私から面談を申し込んだ際、上司の方は多忙な時期にも関わらず、それに対して真摯に悩みを聞いてくれます。またチーム内での普段ちょっとした会話の中で私が一言「最近ちょっとモチベーション少し落ちちゃってるんですよね」とか、「アウトプットの品質、大丈夫ですかね」といった不安をこぼした時も、それが直属の上司にすぐ伝わってフォローをいただいたり。いろんなところからつながる一体感に日々助けられていると感じています。
200名を超えるメンバーとの蜜なコミュニケーションから、
大きなプロジェクトを成功へと導く。
2021年から現在にかけては、200名ほどのプロジェクトメンバーが関わる、超大型生産管理システムの再構築プロジェクトに参画しています。ここではプロジェクトマネジメントの補佐としてプロジェクトの円滑な推進を行っています。多くの人と関わりたいという思いから希望して入ることができたプロジェクトだったのですが、200名ものメンバーがいることから、当初はメンバー間の連携や、プロジェクトのスケジュールを組み立てることに難しさを感じていました。しかし、メンバーと蜜に対話をすることで、プロジェクトマネジメントのやり方や、コミュニケーションの大切さを学びました。 お客さまとのやりとりの中では、膨大な量の成果物をお客さまに確認していただくにあたって、それを上手く回していくための方法を考え、計画を立て周囲にも提案しました。現在では上手く起動に乗せて、プロジェクトを進めることができており、自分の中での成功体験となっています。
対話を通して信頼される人を目指して。
Try & Errorを繰り返して前のめりに挑戦する。
現在、プロジェクトマネジメントに携わる中で、日々課題と向き合い、解決方法を模索しています。そこで学んだコミュニケーションの大切さから、今後もリーダーの方々と対話する機会をより多くつくりたいですし、まずは自分自身が信頼される人になりたいです。そのうえで、プロジェクト全体に目を向けることで課題を早期に発見し、大きなプロジェクトも円滑に進行できるようになることが目標です。
長いキャリアの中で見れば、まだまだ若手なので、失敗を恐れず、Try & Errorを繰り返して成長していきたいと考えています。まずは行動しないとなにも始まらないと考えているので、やりたいと思ったことは自分から口に出して伝えるチャレンジ精神を持ちながら、失敗をしてもフォローやアドバイスをいただける環境にあるので、今後も前のめりに、挑戦を続けていこうと思います。