文系から未知のICTの世界へ。
背中を押したのは、NECの持つ人間性。
大学では今携わるICTとは無縁の文系に進み、文化構想学部でお祭りを通してその地域の独自性や文化を学びました。また、よさこいサークルに加入し、全国のお祭りをまわって踊りながら、それぞれの地域の独特の文化にふれる面白さを肌で感じていました。そんな中でNECに興味を持つ一つのきっかけが、当時話題になった映画「小惑星探査機 はやぶさ」です。日本が世界に誇る技術を知り、壮大なプロジェクトに日本企業が関わっていることに感動しました。私自身、世の中に役立つ仕事に携わりたいと思いが強かったので、NECが海底から宇宙まで幅広い領域に関わっていると知り志望しました。当時はICTの知識がなかったため、その世界に飛び込むことに不安もありました。しかし、OB訪問をする中でNECの社員の方から「学ぶ意志があれば大丈夫」という勇気の出る言葉をいただき、社員と学生という壁をなくしてくださるかのようにとても親身に向き合っていただきました。そうして不安も消え、この会社だったら大丈夫だと思えるようになりました。
実際に入社してからも、社員同士の壁のなさを実感しています。若手からも積極的に発言していける環境があり、普段の何気ない会話も上下の壁がなくフラットにできる雰囲気があります。それはNECの魅力だと思っています。
周囲に支えられながら気づいた「取り組む姿勢」の大切さ。
入社後、最初に配属されたのは南関東支社で、市町村向けのシステム営業を担当しました。担当した仕事の一つに、外国人の方に対しての窓口対応を多言語で対応できるようにしたいという依頼がありました。この依頼に対し、当時、自動翻訳では難しい精度の高い翻訳が可能なNECの翻訳サービスを提供させていただきました。自社の持つ多数のソリューションから、最適なものをご提案ができることはNECの強みだと思います。この仕事は新聞にも掲載され、1年目から成功体験を得ることができました。
3年目に東海支社流通営業部に異動になり、仕事と生活の両面で環境が変わり不安があったものの、上司や先輩にフォローをいただきながらがむしゃらに仕事に取り組みました。悩んだり、知らないことの多さに落ち込むことがありましたが、そんな時に上司の方にかけていただいた「知らないことがあることは、まだ可能性が残されているということ。」「だから、知らないことがあったら、俺は嬉しいんだ!」という言葉が心に残っており、この取り組む姿勢を今でも大切にしています。
その後2017年に第二製造業ソリューション事業部に異動になり、製薬業のお客さまを担当し、既存システムの更新や新規システムの提案活動をしてきました。ここでは新たな情報発信の場としてお客さまと協力し、初めての社内向けIT展示会、講演会開催の企画をリーダーとして任せていただきました。初めてマネジメントする立場を経験し、円滑にプロジェクトを進める方法を試行錯誤しましたが、重要なことは自身が責任を持って全体の細かな部分までを理解し、様々なレイヤーで関わる人へ自分の中で噛み砕いてわかりやすく伝えることだと学びました。
人と人との壁をなくすNECの魅力をつなぐ一員に。
営業として経験を積んだ後、現在はデータ活用基盤事業のプロモーション、デジタルマーケティング活動に従事しており、データ活用基盤から営業の提案を支援する立場にいます。営業での経験を活かし、今後もお客さまへのさらなる最適なご提案をトータルコーディネートしていきたいです。
そして、NECは人と人との壁をなくせる人が多い企業だと思っています。IT企業だと男女の壁も厚いイメージがあるかもしれませんが、NECは近年女性社員も増えており、管理職に就いて活躍されている方、子育てをしながらお仕事をする方も沢山います。また、女性特有の悩みや不安を女性同士で励まし合うような団結力も感じます。こういった人の魅力を活かし、今後は多くの人と人、そして人と情報の新たな出会いのきっかけを創りだせる人材になりたいです。まずは自分自身が生き生きと仕事もプライベートも全力で楽しんで、それを後輩にも広めていけるように、自分が先輩方にしていただいたことを後輩に繋げていきたいです。