情報という価値で、
一つの分野だけではなく、幅広い領域に挑戦できる環境。
高校時代に情報の授業があり、そこでプログラミングを学ぶ機会がありました。これまでの数学や英語といった授業と違いとても新鮮で楽しいと感じました。今後、IT業界が発展していく兆しも強かったので、大学は情報学部に進み、IT系の知識やプログラミングを積極的に身につけようと学びました。就職活動のタイミングでは、手に職をつけて活躍したい気持ちが強かったので、大手Sler、ベンチャー、色々な企業を見ていました。そんななかで、大学内での企業説明会でNECに入社した先輩や社員の方とお話しする機会がありました。その時の先輩方の人柄の良さを感じましたし、そして何より、一つの分野に特化する強みもありながら、宇宙から観光まで幅広い領域に挑戦できると感じNECへ入社を決めました。また、NECには、結婚・出産を経て3児の母親であるにも関わらず部を統括しているような方もいらっしゃると知って、女性としてこういう働き方もできるんだなと、とても心強かったです。
新人で抜擢された大規模プロジェクトのサブリーダー。
そこで見えた、社会価値とチームの後押し。
入社すると、金融系のお客さまの既存システムの保守などを担当しました。やがて、そのお客さまが新たに取り扱う外国為替システムの開発プロジェクトのサブリーダーを担当させていただく機会を得ました。このプロジェクトは海外は中国、国内では北海道の開発者と共に進める大規模なもので、コミュニケーションに苦労する部分も多かったのですが、開発の要件定義からリリースまで一通りを経験することができました。またリリース後に新聞に取り上げられるなど、苦労した甲斐があり、自分の携わった仕事が社会に通じている部分が見える、とても良い経験ができました。
まだ若手ながら、大きなプロジェクトに抜擢していただき、その中で挑戦や失敗もできるフォロー体制をちゃんと組んでくれる。新人に任せながら見守るということは周りの人間も負担がかかると思うのですが、それができるのがNECらしさだと感じます。
自ら手を挙げ挑んだ新規事業プロジェクト。
さらなる自己成長を目指して。
入社から携わってきたプロジェクトが落ち着き、安定的に保守開発を繰り返す期間が続いていたこともあり、自分自身に開発の経験がまだなかったので、今後のSEとしてのキャリアも考えた上で新規事業プロジェクトに自ら手を挙げアサインしていただきました。
これまで経験のなかったアジャイル開発を経験することができ、さらにエンドユーザの操作性、UI設計に至るまでデザイナーと議論を繰り返し、これまでにない新しい視点でシステム開発に携わることができました。
その後、担当していた銀行への出向も経験し、お客さま側の視点からもプロジェクト(システム開発、運用)の流れを経験することができました。
実際に、自分が携わったシステムを使用したお客さまから、使いやすくなったというお言葉を頂くとSEとしてやりがいを感じます。
女性SEとしてのロールモデルを目指して。
2023年の4月で、入社から8年目を迎えます。キャリアも中堅に差し掛かり後輩も増えてきました。だからこそ、就活当時、私がNECで活躍する女性キャリアの姿に心強さを感じたように、今後は自身が女性SEとしてのロールモデルになりたいです。実際に、私が入社したばかりの頃は、NECで配属された部署に女性SEの方はほとんどいませんでした。色々なライフイベントを経ても活躍していく女性が一人でも多く身近にいれば、SEとしてキャリアを積んでいくための参考になると考えています。すべての人が働きやすい環境をつくるために、まずは自分がSEの道で輝いて行きたいです。