世界のミライと個人を見つめる。
NECには、そんな自分と通じるものがあった。
大学では法学部に進み、生活に近い民事訴訟法を学びました。また、カフェとアパレルのアルバイトを掛け持ち不特定多数のお客さまと接客を通し関わる中で、お客さま一人一人に目を向けて接客することを大切にしていました。元々、民事を専攻したのも、生活者に寄り添いたいという思いからでした。就職活動のタイミングでも人と人の繋がりを大切にしたいという軸は変わらず、加えて、SDGsに興味がありました。ITは、資源を使わずとも社会を変革していくことが可能で、社会基盤の持続可能性に影響を及ぼします。その点から今後伸びていくことができる業界だと感じIT業界を志望しました。
NECに入社を決意したのは、NECの人や組織としての魅力を感じたことが理由です。最終面接で面接官の方が「NECはまだまだ変革途中だから、否定から入るのではなくまずは肯定から入る文化を作っていきたいと思っている」と熱く話されていた姿が印象に残りました。さらに内定の連絡をいただいた際も、なぜ私を選んだのかをきちんと伝えてくれ、私「個人」を見てもらえていると感じました。
入社してからも「個人」として対等に接していただけると感じることが多く、年次の高い方と会話する際も、意見を言えば真摯に受け止めてくださり、親身に話を聞いてもらえると感じています。伝統のある会社ではあるものの、多様な文化や個人を受け入れ変革を恐れない姿勢がNECの魅力です。
自分を持つこと、相手を敬い、先を見通すことで
信頼が生まれていく。
入社後、最初に配属されたのは高速道路会社さま向けの営業でした。初めは何も知識がない中で、社内で蓄積されている資料や、技術の方にお話を聞きながら勉強をして、実務をしていく中で上司のサポートを受けながら、お客さまに対する知識をつけていきました。こうした経験の中で学んだことが3つあります。
一つは、営業職は人との信頼関係が何よりも重要であるということです。社内での信頼関係を築いていく上で心掛けていたのは、わからないことを自分から積極的にSEさんに聞きにいくこと、そして教えていただいたら必ず感謝を伝えることでした。こうして信頼を積み重ねていくことが、人と人とのつながりを生んでいくのだと体感しました。二つ目は、自分の意志をきちんと持つということです。相手の意見に流されるだけではなく、自分の意見を持つことが1年目から大切であると学びました。三つ目は、働き方の面です。目の前の仕事だけに根を詰めるのではなく、人との関わりや、仕事以外での勉強など、自分にとって大切なことは何かを考えながら働いていくことを今でも大切にしています。
現在では営業と並行しつつ、若手同士の横連携を活性化させるための組織作りを行う社内プロジェクトのリーダーを担っています。組織設計からチーミングまでを考えて組織を引っ張っていく中で、目に見える利益や事業のために全力をつくすという営業の目標に対して、この社内プロジェクトでは、目に見えない人と人との繋がりや信頼関係の構築を目標としています。リーダーとして、一人一人の個性を引き出し、好きなように思いを形にしてほしいという想いを持って活動する中で、プロジェクトメンバーの個々の特徴から新しい発見を生み出すことができています。こうした若手の横連携の活性化が進んでいくことに、今とてもやりがいを感じています。
社内から世界まで
関わる全てを LOVE & PEACEに!
私には夢があります。それは、「世界を LOVE & PEACEにする」という人生の夢です。NECという社会に大きな影響を与えられる環境で経験を積み、将来的に自分の働きを通して、誰もが安心して生き生きと過ごすことができ、お互いのために愛を持って接し合う世界をつくりたいと思っています。
そのためにもまずは、社会人としての夢をかなえていきたいです。それは市場での損益だけでなく、世界中の人や地球環境に貢献することを判断基準として事業を行い、社会を発展させていくことです。以前読んだ本に書かれていた「地球にいいことをしていたら、事業も上手く行っていた」という言葉に感銘を受けました。それ以来、それが私の夢になりました。
もう一つは、今も関わっている組織づくりに関して、人の心に寄り添い、他者と貢献し合う組織をつくることです。現在の活動をさらに活発化させることで、若手から生き生きと活躍できる環境づくりを促進し、自らの個性を活かし、挑戦を喜べる組織をつくっていきたいです。最近ではこうした夢に近いことが社内で実現されている場面を目にするので、NECなら自分も夢を叶えられるという可能性を感じています。