NEC Orchestrating a brighter world
NEC Orchestrating a brighter world

技術を通して人と向き合うサイバーセキュリティ分野の次世代リーダーへの道。

岡ノ谷 佳穂

営業・営業推進職
エアロスペース・ナショナルセキュリティビジネスユニット
宇宙・防衛営業本部

岡ノ谷 佳穂

大学では法学部に進み、留学の経験も活かせる国際交渉学のゼミに所属。それと両立して、中学から続けているダンスにも没頭。アクティブな学生生活を過ごす中で、就職後も様々な経験を求め、NECを志望。選考の中で人の良さに触れ、NECへの入社をきめた。現在はサイバーセキュリティに関わる営業を担当しており、自身だけでなく社内全体を見渡す広い視点で取り組んでいる。

※2023年4月公開。所属・役職名等は取材当時のものです。

多様な経験ができ成長できる場所。
最後の決め手は「人」。

大学では、法学部の政治学科で、元々英語に興味があったことや、海外への短期留学を生かして国際交渉学というゼミに所属していました。毎年国内外の学生が参加する大学対抗のコンペティションに参加するようなハードなゼミに所属しつつ、中高から続けていたダンスサークル所属し、日々練習に励んでいました。忙しい学生生活を過ごす中、就職活動のタイミングで自分が何をやりたいのかなかなか見つけられずにいました。そこで、入社後も業種にとらわれない多様な経験をしたいと考えるようになり、ICT教育に興味があったことや、その分野が今後社会に広く貢献することができると考え、IT業界、通信業界を志望しました。コロナ禍でオンライン面接などイレギュラーな対応に不安を感じる部分も多かったですが、何とか希望する企業の内定を獲得しました。NECを選んだ決め手は、伝統を重んじながらも変えるべきところは改革を進める会社の姿勢に共感したことと、就職活動の相談にのっていただいた大学OBやメンターの方がとても丁寧に話をしてくださり、私と向き合っていただけことで感じた「人」の良さです。

お客さまが何を考え、何を求めるか。
コミュニケーションから得た信頼。

入社後、最初に配属されたのは、官公庁向けの営業でした。業務系のシステムやネットワークシステムを担当することで、提案から契約まで営業として一連の業務を経験しました。また、お客さまが官公庁ということもあり細心の注意を払って業務をしていく中で、営業は社内外を繋ぐ役割として、信頼を掴むことが何より重要だと学びました。毎日お客さまの元に足を運びコミュニケーションをとる中で、お客さまが何を考え、求めているかを考え続けました。こうして徐々にお客さまからご相談をいただく機会も増えていきました。私が担当から外れてもご相談をくださるお客さまもいらっしゃり、1年目からこうした信頼を得られたことはとてもいい経験でした。

入社して感じたことは、若手の意見が通る環境が整っているということです。若手の声をすくい上げるミーティングが定期的に開かれ、その場で若手の目線で今思っていることや、それに対してどういった変化が必要かをヒアリングしていただく機会があります。これは入社前に感じたNECの「人」の良さとも通じている気がします。また、上司が部下の評価をするだけでなく、部下が上司の評価をする制度もあり、そういった若手を尊重してもらえる制度が整っていると感じます。

広い視野を得ることが
自分自身のさらなる成長に繋がる。

現在はサイバーセキュリティ分野での新規事業提案、そして立ち上げを担当しています。サイバーセキュリティ能力向上のための新規案件や教育事業を提案する中で、目先の目標だけでなく、5年後10年後の将来構想も含めて、お客さまと共に検討を進めています。サイバーセキュリティは長いスパンで大きな視点を持つ必要があり、お客さまだけでなく、組織の情報や、それを取り巻く現在の情勢など、広い視野で俯瞰的に考えるようになりました。勉強することも多く、大変ではありますが、これからとても重要な役割を果たす分野だということに責任とやりがいに感じています。

自身の学びから、教育まで。
サイバーセキュリティをリードする存在に。

今後は、現在担当しているサイバーセキュリティの領域において、一定の知見をもって事業を進められるようになりたいです。サイバーセキュリティは、デジタル化が進んだ世の中で今後も幅広く必要な領域になってくるため、やりがいがあると考えています。そして、歴史や知見があるNECだからこそ、それをリードして進めていける立場であるとも考えています。自分自身より経験を積むことで、高度な知識を持ったサイバーセキュリティ人材になりたいと思っています。将来的にはそうして学んだ知見を活かし、 入社前から興味のあったICT教育において、サイバーセキュリティの人材育成にも挑戦していきたいと思っています。

My favorite CoV

「行動はスピード、チャンスを逃さぬように」という価値観を大事にしています。お客さまからの依頼に対して、営業だけでクローズできるものの対応だけでなく、SEや社内技術部門と確認や検討が必要なものは即座に展開することで、会社全体としてのスピード感を早め、信頼度を保てるよう意識しています。こういった積み重ねがビジネスチャンスに繋がって行くと考えています。

CoV:「Code of Values」。NECグループ共通の一人ひとりの価値観・ふるまいを示した行動基準

CAREER STEP

2021

防衛省向け営業に配属

約2ヶ月の研修を終え、宇宙・防衛営業本部に配属。防衛省、主に陸上自衛隊様向けの営業となり、業務系のシステムやネットワークシステムを担当し、提案から契約までの営業としての一連の業務を経験しました。

2022

サイバーセキュリティ新規事業提案・立ち上げ

2年目からは防衛省陸上自衛隊様のシステムをサイバー攻撃の脅威から守るための大規模案件を担当。また、現在はお客さまのサイバーセキュリティ能力向上の為の新規案件や教育事業の提案に力を入れています。5年後10年後までの将来構想も含めお客さまと共に検討を進めています。

Q&A

Q

現在のお仕事内容の概要

A

防衛省陸上自衛隊様向けシステムの営業担当として、主にサイバーセキュリティ強化の為の事業提案・契約業務を実施しています。昨年まで提案してきた将来構想について当社のコンセプトが採用され、システムの具体化へ向けてお客さまと共に継続検討/提案をしています。

Q

現在のお仕事のやりがい

A


1年目に担当していたお客さまに久しぶりにお会いした際に、「非常に頼りにしていました、また是非仕事させて下さい。」と言っていただいた時は、お客さまと社内を繋ぐ営業として、とても嬉しかったです。今後も自身宛の連絡が増える様、頑張りたいと思いました。
また最近、テレビや新聞でも安全保障に関するニュースを見ない日はありません。私の携わっている仕事は、まさに国の安全保障に貢献していると感じることはあります。

Q

現在のお仕事の成功体験

A


競合他社と争っていた案件について、早期からお客さまにヒアリングを何度もかけ、内容のブラッシュアップを行った結果、提案内容の優位性を認めていただき受注できたことです。提案期間が限られており、社内の体制作りにも非常に苦戦したものの、事業の将来性をアピールして、社内を動かすことができたことも非常にいい経験になりました。

Q

現在のお仕事の難しい点

A

官公庁ならではの契約の細かいルールや組織の理解にはいまだに学ぶことが多いです。また、私の担当するサイバーセキュリティの分野は社会活動を支える重要な役割を担っていますが、情報が日々アップデートされており、社内外(ニュースやセミナー、研修等)からの情報収集を常に心掛けています。

1日のスケジュール

9:30

出社・メールチェック

業務を調整し、フレックス出社を活用しています。朝にメールを確認した上で、今日のスケジュール、ToDoリストを更新します。

10:00

社外向け展示会検討会

部門で毎年実施しているお客さま向け展示会。今年企画メンバに選ばれているため、お客さまに響くテーマや技術は何か、展示方法なども含め意見を出し合います。

12:00

同期とランチ

他部署の同期からも「今日出社してる?」と連絡をもらったりして、会社の近くで一緒に食べることも多いです。

13:15

上司と1on1

提案中の新規案件の今後のスケジュールについて上司に相談します。週1回から月に1回は1on1があり、仕事からプライベートまでざっくばらんにお話します。

14:00

資料作成

先ほどの打合せを踏まえ、提案資料の作成をします。分かりやすく且つお客さまに響く資料作りはまだまだ勉強中です。

15:00

お客さま先打ち合わせ

サイバー人材育成のための教育カリキュラムの提案を実施します。予算内でどこまで提案できるか社内で検討するため、お客さまニーズの優先順位をしっかりとヒアリングして来ることが重要です。

18:15

退社

お客さま先の作業スペースで今日中に必要な仕事を終わらせ、この日は部の先輩方と飲みに行きました。

private

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休日は犬の散歩に行ったり、友人とモーニングの美味しいお店を探して、足を運んだりしています。旅行も趣味の一つで、昨年はほぼ毎月どこかに遠出をしていました。最近は制限も緩和されてきたため今年は海外旅行の予定も立てています。休暇も非常に融通が効くため、積極的に取得をしてリフレッシュするようにしています。

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