NEC Orchestrating a brighter world
NEC Orchestrating a brighter world

一歩ずつ着実にキャリアを重ね、ハイブリッドで唯一無二の道を切り開く。

兼山 紀章

パブリックビジネスユニット
ガバメントソリューション統括部

兼山 紀章

大学では電子情報工学を専攻し、ドローンや車の自動運転に適した無線通信システムの設計を研究してきた。2020年4月にNECに新卒入社し、現在まで官公ソリューション事業部門にて中央省庁向けの業務システム開発を担当。兼務でクラウド案件受注拡大に向けたクラウド技術支援チームのCAT(Cloud Architect Team)に所属している。

※2023年4月公開。所属・役職名等は取材当時のものです。

「人のために自分の力を使いたい。」
その想いが、人に寄り添うNECとマッチした。

大学では、理工学部で電子情報工学の幅広い分野を学んでいました。研究室では、ドローンや車の自動運転に適した無線通信のシステム設計を研究テーマにしており、大学院でも引き続き同じ研究を続け、無線通信の道一筋の日々でした。就職活動をする上で無線通信技術を極める道に進むことも選択肢にありましたが、改めて自分のやりたいことを見つめ直した時、一人一人の暮らしを豊かにできること、人のために色々なシステムをつくる仕事こそが自分の進みたい道であると気づきました。様々な企業を見ていく中でも、NECに魅力を感じた理由は「人」でした。就職活動中、NECの技術だけでなく社員にフォーカスした話を聞くことができました。システムそのものは、一見人とは離れているように思えますが、私はシステムがユーザーにとって身近であることがとても大切だと思っています。そういった「人に寄り添ったシステム」の開発がNECならできると思い入社を決めました。

どんな経験も前向きに学びにつなげる。
そうやって、進みたい道へ一歩一歩近づいている。

入社してから現在に至るまで、官公庁向けの業務システム開発を行う部署に配属されています。2020年に担当したのは、既存のシステムの改修保守を行う仕事でした。1年目は業務を覚えることで精一杯でしたが、2021年からは書類を自動で作成するアプリケーションについて、念願のシステム開発プロジェクトに参画することができました。メインでプロジェクトを進めていた先輩が異動したことをきっかけに、自分から主体的にプロジェクトを推進することの大切さを痛感しました。また、新規のシステム開発の難しさとともに、1年目に携わった改修保守を繰り返してシステム運用を続ける確立されたプロセスがいかに重要かを学ぶことができました。

また、一時期クラウドシステムのプロトタイプ開発と、ローコード開発という2つの社内検証プロジェクトに携わっていました。特に、ローコード開発はPowerPointのスライドを作成する感覚でシステムを開発できる技術で、この技術が今後、NECの案件にどう適用できるか検証を行いました。新時代の開発手法に触れる貴重な機会であり、これまで解決することのできなかった課題が解決できるようになるかもしれない。そういう意味でもとてもやりがいを感じました。

年次を問わない風通しのよさが、
自分を積極的にさせてくれる。

「人」に魅力を感じて入社したNECですが、実際に入ってみるとその人の良さが「風通しの良さ」となって感じる場面も多くありました。幅広い年代の人が参加する打ち合わせの中でも、自分の意見を積極的に発信すればそれがきちんと通る、若手でも対等に対話できる、そんな風通しのいい環境がNECにはあると感じます。打ち合わせの中で若手では理解が難しい内容がでてきた際には、上手く理解できなかったことを伝えれば、上司が親切に丁寧に教えてくれるといったフォローの環境も整っています。就職活動時から「人を大切にしている会社」という印象はもっていたものの、実際に入社してからもその印象は変わらず、積極的に踏み出すことで成長できる環境だと思っています。最近では自分の担当業務の経験を勉強会で発表する機会も与えていただき、3年目にしてそういった場をいただけるとは思ってもいなかったので、素直に嬉しく思っています。

自分の経験を、NECの発展へ。
開発におけるハイブリッドキーマンになる。

今後やっていきたいことが2つあります。1つ目は、新技術をプロジェクトに適用してより良いシステム開発を実現することです。以前携わった新技術の検証プロジェクトで得られた知識を活用したアウトプット作りに力をいれていきたいと考えています。2つ目は、アプリケーション開発とインフラ構築両方のスキルを兼ね備えたフルスタックエンジニアになることです。これまでの3年間で双方の側面からいろいろなプロジェクトに携わってきました。その中で、アプリケーション開発とインフラ構築の両方を検討しないといけない場面で、連携が上手く行かないことが多いと課題に感じています。その課題に対して、自分がアプリとインフラの架け橋になる存在になることで開発をより円滑に進められるような、NECの開発分野におけるハイブリッドキーマンになりたいです。

My favorite CoV

私は「行動はスピード、チャンスを逃さぬように」という価値観をいちばん大切にしています。失敗を恐れるとあらゆる準備をしてしまいますが、実行に移すのに多くの時間を割いてしまいます。なので、最初から完璧な出来は目指さずに、2割の出来でも動き出してから修正をかけることを心がけています。

CoV:「Code of Values」。NECグループ共通の一人ひとりの価値観・ふるまいを示した行動基準

CAREER STEP

2020

官公庁職員向け業務システムの開発

官公庁に勤める職員が普段の業務で利用するシステムの開発に携わりました。長く稼働を続けているシステムで、業務を通じてシステム開発のプロセスやより良いシステムを開発するためのポイントを学びました。

2021

行政手続きの電子化に向けたアプリケーションの開発

上記のシステム開発と掛け持ちで、これまで手書きで作成されていた行政手続きの書類を自動で作成するアプリケーションの開発に携わりました。実際に利用するユーザの意見をアプリに取り込んで改良をしていきました。

2022

新技術の社内検証

クラウドシステムのプロトタイプ開発とローコード開発と呼ばれる新時代の開発手法に触れる貴重な機会をいただきました。実際に開発要員としてプログラミングを行い、今後実案件に適用できるかの技術検証を行いました。

2022

モニタリング業務システムの更改

官公庁のお客さまがモニタリング業務に活用するデータ収集・利活用システムをクラウドに移行するプロジェクトに携わっています。ただクラウドに移行するのではなく、お客さまが課題と感じている部分の改修も併せて実施しています。

Q&A

Q

現在のお仕事内容の概要

A

官公庁のお客さまがモニタリング業務に活用するデータ収集・利活用システムの開発プロジェクトに携わっています。その中でも実際に設計・プログラミングを行うエンジニアを管理する、プロジェクト管理を担当しています。

Q

現在のお仕事のやりがい

A

「ありがとう」「助かります」と感謝の言葉をいただいたときに仕事のやりがいを感じます。それまでの道のりが大変だったとしても、その言葉を聞くと「自分の努力が認められた」「他の人に貢献できた」のだと思いうれしくなります。

Q

現在のお仕事の成功体験

A

現在のプロジェクトで得られた知見が社内の勉強会のテーマとして取り上げられました。多くの関係者の協力を経て勉強会の機会をいただき、発表を通じてプロジェクトで得られた教訓を共有しました。開催後のアンケートで多くの参加者から好評の声をもらえたことが嬉しかったです。

Q

現在のお仕事の難しい点

A

大規模プロジェクトであるため、社内のプロジェクトメンバやお客さまとの調整事項が多いところで苦労しています。対話を繰り返すことで双方の認識を合わせつつ、お互いの要望を満たすポイントを探し出すスキルが求められます。

1日のスケジュール

9:00

始業

メールやチャットを確認し、1日の予定や今日取り組むタスクを整理します。

9:30

社内ミーティング

開発グループのメンバと毎朝連絡事項の共有や現在の進捗状況の確認、今抱えている業務の課題整理を行います。

10:00

タスク消化

午前中は頭を慣らすために軽い事務作業を行います。

12:00

昼休み

出社する際は節約のために手作りの弁当を持っていきます。

13:00

タスク消化

午後は資料作成など頭を使う業務を行います。

15:00

打ち合わせ

お客さまへの進捗報告が定期的に開催されます。会議は基本オンラインでの開催です。

18:00

終業

今日取り組んだタスクを整理して業務を終えます。締切りが近い作業が残っているときは残業をすることもあります。

private

private

最近は謎解きやゲームに没頭することが多いです。これらを通じて非日常体験を楽しめるのが醍醐味なんですよね。つい平日の夜遅くまでハマってしまうこともあります。休日はドラマ鑑賞でゆっくり過ごすときもあれば、家に友達を呼んでホームパーティを開催するときもあります。自分の時間と友達や家族との時間両方を大切にすることを心がけています。

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