NEC Orchestrating a brighter world
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【イベントレポート・2025.01.22開催】キャリア入社SEが語る「わたしがNECを推す理由」

Makiko I.

エアロスペース・ナショナルセキュリティビジネスユニット
エアロスペース事業部門
エアロスペースソリューション統括部
第一宇宙システムグループ
マネージャー

Makiko I.

メガバンクのシステム開発経験を経て、2022年にNECへキャリア入社。
現在はプロジェクトマネージャーとしてコンステレーション事業における衛星の地上管制システム開発を推進。

Yuki D.

エンタープライズビジネスユニット
金融ソリューション事業部門
金融システム統括部
第一金融システム2グループ
担当

Yuki D.

独立系SIer企業で金融系システム開発を4年間経験後、NECへキャリア入社。
現在は、銀行システム開発をプロジェクトリーダーとして推進。

Yuki K.

エアロスペース・ナショナルセキュリティビジネスユニット
ナショナルセキュリティ事業部門
ディフェンスソリューション統括部
第三特定ソリューショングループ
主任

Yuki K.

技術、企画職を経て技術職としてNECへキャリア入社。
現在は、防衛に関するサービスのプロジェクトリーダとして事業遂行中。

人材組織開発統括部
タレント・アクイジショングループ

Erina S.

パブリックビジネスユニット担当のリクルーターを務め、リファラル採用も推進中。

※2024年1月イベント実施。所属・役職名等はイベント当時のものです。

自分らしいキャリアを考えるきっかけとなるイベント「NECキャリアデザインカフェ」。2025年1月22日(水)に開催された「わたしがNECを推す理由~キャリア入社SEが語ります~」では、3人の女性SEが仕事の楽しさ、働き方など「エンジニアから見たNECの推しポイント」を語り合いました。入社前は「キャリア入社だと肩身が狭い」「年功序列で上司の言うことは絶対」などのイメージを持っていたという3人。果たして実態は……?

成長できる環境と働きやすさ。キャリア入社して感じたNECの推しポイント

──まずは「NECのここが推せます!」というトークテーマで、皆さんの仕事を表すキーワードを教えてください。

▲「NECは現場の担当者の意見を尊重し、任せてくれる会社」と語るYuki D.

Yuki D.:私は「風通しがいい」「ワンチーム」、そして「ワークライフバランス」の3つを挙げます。入社してまず感じたのは、NECには「担当者主体のカルチャーがある」ということです。役職に関係なく意見を言い合えて、プロジェクト担当者の意見を尊重して任せてくれる雰囲気があります。

また、お客様との信頼関係ができているので、仕事のしやすさを感じますね。これまで諸先輩たちが築き上げた関係性があるため、NECというだけで初対面でも聞く耳を持ってもらえます。チームとしてこれまで築き上げたものが、現在進行形で自分たちがつくっているものにつながっていると感じます。

あとは「ワークライフバランス」で言うと、残業や有給消化、代休取得などの勤務管理がしっかりしていて、稼働が上がると上司が「どうすれば工数負荷を減らせるか」という相談に乗ってくれますね。上司とは定期的に1on1を行っていて、スケジュールが入っていないと「今月も入れてね」と言われます(笑)。

Makiko I.:私は「働きやすさ」「社会貢献と革新」、そして「成長基盤の充実」を挙げました。「働きやすさ」は、Yuki D.さんの「ワークライフバランス」と同じく推しポイントだと思っています。年次や在籍期間に関わらず、キャリア採用でも新卒採用でも分け隔てなく裁量を持たせてもらえて、昇格のチャンスもあると感じます。

また、「社会貢献と革新」を挙げたのは、社会貢献度の高い事業に携わるチャンスが非常に多く、そこが魅力だと思うからです。最後に「成長基盤の充実」ですが、社内の教育制度が充実しているのも良い点だと感じます。受け身ではなく、自分から積極的に動くことで学びの機会が多くあると実感しています。

Yuki K.:私もMakikoさんと同じく「社会貢献」と、「最新技術」「福利厚生」を挙げました。NECでは、社会貢献度の高い仕事にチャレンジできる機会がとても多いと感じています。詳細を公にできないプロジェクトも多く、皆さんの目に見えないところの仕事がメインになりますが、「縁の下の力持ち」としてのやりがいがあります。

また、最新技術に触れられるので、自分のスキルアップも実感できます。さまざまな事業に取り組んでいるため、自分の強みとマッチする業種が見つかる可能性が高いと思いますね。そして、「福利厚生」がしっかりしているのは、やはり大きい会社ならではの強みだと思います。

──どれも転職活動でこだわりたいポイントですよね。NECの教育制度には、部門や職種で多様なメニューがあり、SEだとAWSやプロジェクトマネージャー(PM)などIT関連の資格取得のための制度があるほか、PMの場合はコミュニケーションスキルや交渉力を磨く研修もあるなど、スキルアップできる環境が整えられています。

若手が活躍できる環境で、社会貢献度の高い事業に携わることがやりがいに

▲「NECは若手でもリーダーなどを任せてもらえる機会がとても多い」と語るMakiko

──キャリア採用でよく候補者の方に質問をいただくのですが、「客観的に見て新しいことにチャレンジしやすい環境かどうか」「若手でも活躍できる環境かどうか」についてはいかがでしょうか?

Yuki K.:私の所属している組織では、本人の頑張り次第ではありますが、いくらでもチャンスがあると思います。多くの若手社員が、リーダー的な役割でプロジェクトを進行して活躍しているので、成長の機会も多くあると感じます。

Yuki D.:私も若手が活躍できる環境だと思います。自分からチャレンジしたいと動いていると、いろんなところから情報がもらえますし、チーム内でも情報共有しています。たとえば私の組織では、生成AIでのコードレビューをやってみないかと声かけてもらったり、お客様への出向を提案してもらったり、新しいことに挑戦するチャンスがたくさんあります。

Makiko I.:私もおふたりと同じ意見です。NECはプライムベンダーとしてプロジェクトを推進する立場のため、若手社員でもリーダーなど裁量のあるポジションを任せてもらえる機会がとても多いと思います。そして、周囲には経験豊富な先輩がたくさんいるので、サポートしてもらいながらチャレンジできる環境が整っていると思います。

──それぞれのチームで、社歴や年齢で判断されることなく公平にチャンスがあるとわかって安心しました。次に、仕事でやりがいを感じる瞬間を伺いたいと思います。Yuki D.さんはいかがでしょうか?

Yuki D.:やはり本番のサービスインを迎えた時ですね。とくに、リリースしたシステムが会社のニュースリリースや外部メディアに掲載された時は、大きな達成感を感じました。

──ちなみにどんな案件だったのでしょうか?

Yuki D.:メガバンク様の案件で、マイナンバーカードのICチップで情報を読み取るためのシステムを開発しました。最近では、オンラインで口座開設などの申し込みをする場合、運転免許証等の本人確認書類の撮影と、自分の顔の自撮りで本人認証を行うことが多いですよね。その工程を、マイナンバーカードを読み取ることによりワンステップで本人確認ができるようにしました。メガバンク様での導入は初めてだったので、ニュースリリースに取り上げられました。

──宇宙や防衛系のお仕事をしているMakikoさんとYuki K.さんはどういった部分でやりがいを感じますか?

Makiko I.:私は、新規事業や新しい技術にチャレンジしている時にやりがいを感じますね。新しいことを始めるのは苦労が多いですが、その分自身が成長できる大きなチャンスになるので、そうした機会に恵まれている点はNECの強みだと思います。

また、会社が大きくたくさんのプロジェクトが並走しているため、もし別のプロジェクトにも興味がある場合、希望して挑戦することも可能です。プロジェクトの状況次第ではありますが、希望すればそのような選択肢があることも知っていただきたいと思います。

Yuki K.:私はお客様からご要望をお聞きして、それを形にした時に「そうそう、わかってるね!」と喜んでいただけることにやりがいを感じます。

社会貢献やチャレンジの機会、面接の雰囲気──転職先にNECを選んだ決め手

▲「防衛事業は未経験でしたが、部の方にいろいろ教えてもらいました」と語るYuki K.

──続いて「NECのここが決め手でした!」というテーマで、皆さんがNECを選んだ理由、入社の決め手となったポイントを伺いたいと思います。

Yuki D.:私は大規模案件に携わりたいと考えていたところ、NECの顧客がメガバンクであることに最初は興味を持ちました。これまでの金融系SEの経験を活かして、さらに規模が大きいプロジェクトの上流工程にチャレンジしたいと考えていたので、それが実現できそうだと思いました。あと、面接がすごく和やかだったので、職場のメンバーの人柄や雰囲気も含めて自分とマッチすると感じました。

Yuki K.:私は「気象予報士の資格を活かした仕事ができそうだな」と、深く考えずに飛び込みました(笑)。最初は転職活動にそこまで力を入れていなかったのですが、スカウトで声をかけていただき、そこからNECの事業を知って興味が強まったという経緯です。

入社前は防衛についてまだ深く理解していたわけではなかったので、入社してから事業規模が想像よりかなり大きくて驚き、知らない用語も多く心配な面もありました。開発工程の呼び方も前職と違うなど、最初はそのギャップを埋めるのに苦労しましたが、部門のメンバーがいろいろ教えてくれたので、キャッチアップできました。

──SEで気象予報士とは珍しいですよね。Makikoさんの入社理由はいかがですか?

Makiko I.:前職では1つの現場経験がとても長かったので、「新しいことにチャレンジしたい」という気持ちが強くなり、転職を考え始めました。また、宇宙事業という分野には、社会貢献度が高いイメージがあり、学生時代から宇宙に携わることにも憧れを持っていたんです。

転職活動では他の業界も幅広く見ましたが、宇宙関連の特集記事を読んだ時に、数々のベンチャー企業とNECが並んで掲載されているのを見て、NECが宇宙に携わっていることを初めて知り興味を持ちました。そして、福利厚生がしっかりしている安定企業で、新しいことにチャレンジできる環境がとても魅力的に思えたので、NECへのチャレンジを決めました。

──Yuki K.さんとMakikoさんは、航空宇宙や防衛という、外からは事業の詳細が少しわかりにくい業界を担当されていますよね。応募するにあたっては、「おもしろそうだな」と感じたのか、「わかりづらい」と感じたのかどちらでしたか?

Yuki K.:私は募集要項の必要資格しか意識していなくて、「防衛」というキーワードは「ふーん」というぐらいの印象でした(笑)。ただ、入社後は社会貢献できる大規模プロジェクトに関わることのおもしろさを知ることができたと思っています。

Makiko I.:私は「社会貢献度が高くて大規模なプロジェクトに携わりたい」という気持ちが強かったので、自分の希望に合致していると感じました。また、今私が担当している衛星の地上システムの開発は、業界は違えどこれまでのシステム開発経験を活かせる場面が多く、業界が未経験でもチャレンジしやすい現場だと感じています。

──おふたりの反応は結構違いますね。Yuki D.さんは、未経験の業界へのチャレンジについてどう思いますか?

Yuki D.:同じSEでも業界が変わると文化がまったく違うと聞くので、私も興味がありますね。身近に社内公募制度を使って別の業界担当から私たちの金融の部署に来た人や、逆に金融から別の業界担当の部署に行った人もいるため、NEC内でいろんな経験ができるのは魅力的だと思います。私自身はまだまだ金融SEの経験を積みたいですが、そこで自信がついたら別の業界にもチャレンジしてみたいです。

年齢や社歴、新卒・中途に関係なくチャンスが与えられるフラットな組織

▲「面接では実際の業務や業界についてなるべくリアルに伝えたい」と語るErina

──面接を受けて「NECのイメージが変わった」というエピソードはありますか?

Yuki K.:NECはプロパー社員が中心の会社で、キャリア入社の受け入れが少ない印象でしたが、実際は違うとわかりました。また、オンライン面接が初めてだったのですが、終始和やかな雰囲気で人事担当者の人柄が良かったことも印象的でしたね。

Makiko I.:本日MCを務めるErinaさんが転職サイトを通じて私をスカウトしてくれたのですが、入社までずっと丁寧にコミュニケーションしてくれたので、選考に入る前から会社自体の印象がとても良かったです。

面接でも人事の方がとてもフランクで和やかに接してくれました。採用責任者の方も細やかにいろんな質問を投げかけ、私の経験や価値観を引き出そうとしてくれたのがうれしかったですね。

Yuki D.:私も最終面接で部門長の方から、「金融は大変なイメージもあって嫌われやすいんだけど、選考を受けてくれてありがとう」と第一声で言われたのがすごく印象的でした。歓迎されているムードが伝わり、入社の意向が上がりましたね。

──選考での第一印象と実際に入社してからのギャップはありましたか?

Yuki K.:昔からある企業のため、中途入社者には風当たりが強いのかなと思っていたのですが、実際はそのようなことはなく、仕事でもいろんなチャンスをもらっています。

Yuki D.: 私も「年功序列で上司が言うことは絶対!」というイメージを持っていました(笑)。でも実際は上司が私たちの意見をよく聞いてくれて、「担当者の方が現場のことを理解している」と言ってくれるので、どんどん意見を言える雰囲気ですね。

Makiko I.:私も入社するまでは、キャリア採用と新卒採用で扱いに差があるのかなと感じていたんですが、全然そんなことはなかったです。経歴に関係なくチャンスをもらえていると思います。

──キャリア採用で入社した皆さんが安心して働けている、とわかってうれしいです。続いて、入社後についても伺いたいのですが、業務で独り立ちするまでの間、周りからどんなサポートやフォローがありましたか?

Yuki K.:防衛事業では専門用語がたくさんあるので、最初は非常に戸惑いました。ただ、周りの方に気兼ねなく質問できる空気があり、周辺事業の説明会なども適宜開催されたので、業務理解を促進できました。わからない用語は、対面はもちろんチャットなどでも気軽に聞けて、すぐに確認できました。

Yuki D.:私が入社した2020年の時点では、自分から「助けて欲しい」と伝えることが多かったですね。でも、最近はキャリア入社者向けのイベントがたくさん開催されていて、私の部内でもキャリア入社者向け資料の整備を進めているので、今はフォロー体制が充実していると思います。

Makiko I.:私の部署では、最初の数カ月は衛星運用の現場に配属され、プロジェクトアサイン前に、実際の業務について深く知るという独自の取り組みがあります。そして、プロジェクトアサイン後は、PMに教えてもらいながら業務を覚えていきます。また、衛星本体の開発を手がける部門が主催する勉強会も充実していて、約1年間のカリキュラムで衛星のハードウェアに関する知識を養うことができました。こうしたフォローアップが、仕事をする上でとても役立ちましたね。

勉強会は私が所属しているビジネスユニット独自の取り組みで、グループごとに定期的に開催されていて、私自身も勉強会を開催したことがあります。他のグループがどんな仕事をやっているのか互いに共有できる機会でもあり、有意義な活動だと思います。

──最後に「今後の自分!」というテーマで、「キャリアとして次にチャレンジしてみたいこと」を聞かせてください。

Yuki D.:私は今の担当領域をどんどん拡大していきたいですね。お客様先への出向経験や、お客様とのコネクションもできたので、実現するチャンスはあると思っています。

Yuki K.:私は防衛事業に関してまだ知らないことが多くあるので、まずは目の前の業務に誠実に取り組むことが最優先だと考えています。また、最新の技術がたくさん世に出ていますが、その情報をまだ十分に吸収しきれていないので、アンテナを張って情報収集力を高めていきたいですね。今の職場なら、それを実現できると考えています。

Makiko I.:私は今年からマネージャーに昇格したので、人材教育というスキルを身につけていきたいと思っています。

NECには、年間約600名がキャリア入社しています。働く場所や時間を自分でデザインできる環境、伸ばしたいスキルを学べる研修など、皆さまが思い描くキャリアをサポートできる体制を整えていますので、まずはぜひ、キャリア採用情報をご確認ください。

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Makiko I.さん・Yuki K.さんが所属する、エアロスペース・ナショナルセキュリティビジネスユニットの紹介動画はこちら
Yuki D.さんが所属する、金融ソリューション事業部門の紹介動画はこちら

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