NECの人も、仕事も
インターンシップで、好きになった。
入社のきっかけは、インターンシップでした。他社では営業職が中心でしたが、NECでは希望していたマーケティングの体験ができ、そこで初めてリアルなマーケティングの仕事を知りました。
私が配属された部署は展示会の企画運営が中心。CMや商品パッケージなど、イメージしていた華やかな世界とは全く違っていました。しかし、2週間の間で、実際の展示会の受付や司会から、開催後の反省会、次の企画立案まで、一通りのPDCAを経験。しかも、展示会で獲得したリード(見込み)顧客を営業部門に引き継ぎ、その後の状況を共有する会議にまで参加させていただけたのです。この仕事を続けてみたいと心から思えたことは、NECに入社する大きなポイントになりました。
また、社員の方々がとにかく優しくて、どんな状況でも、時間を作って丁寧に仕事を教えてくれました。どんな人たちとどんな仕事をするのか。それをリアルに知ることができたことも、インターンシップに参加してよかった点です。
いちばん学べる場。
そう思える会社が、NECだった。
NECについてネガティブな情報がなかったといえば嘘になりますが、私は正直あまり気にしていませんでした。一度厳しくなってから持ち直した企業もたくさんありますし、もちろん逆になることもある。それよりも自分がいちばん学べると思える場を選ぶことが大切。きちんとスキルを磨いていけば、将来もし会社や業界としてマイナスな波が来たとしても、何とかなりますから。
学ぶ場としての魅力は、まず名刺交換、仕事の考え方などの基礎的なことから丁寧に研修をしてくれること。社会人として一歩を踏み出す上で、意外と大切だと思います。他にも、通常は営業などを経てマーケティングにキャリアアップするところが多い中で、1年目から希望するマーケティングに挑戦させてもらえること。様々な業界のお客さまがいるので、幅広い知識が身につくこと。将来的には営業やSEなどにも職種転換して、キャリアの幅も広げられること。実際に入社してみて、このスケール感や幅の広さは、NECならではだと感じています。
トップから変わりはじめている。
NECをもっとオープンに。
ここ1〜2年での大きな変化としては、働き方改革を非常に意識するようになった点。私が入社した頃は、テレワークといえばまだ育児や介護されている方が対象でしたが、今では全体として認められるようになってきました。他にも、社長から全社メールで情報共有されたり、中には社長自ら「さん付けで呼んでほしい」と発信されたりしています。役職を超えて話がしやすくなり、NECの雰囲気が変わってきているのを感じます。
ただ、これは会社組織が大きいからこその課題だと思いますが、お客様からいただいた相談や知りたいテーマに対して「どこの誰に聞けばいいか」すぐにわからないことがあります。こうした組織を超えた情報共有の仕組みや、知識の属人化の問題は、まだまだ改善の余地があると思います。NECの魅力は、どんなことでもどこかには必ず詳しい人がいるところ。聞くことで自分の知識をどんどん増やしていける環境なので、もっとオープンに変わってほしいですし、自分もオープンにならなくてはいけないと思っています。
グローバルマーケティングへの挑戦。
自分の夢を叶えるチャンスがある。
「将来海外で働きたい」という夢は持っていたのですが、そんなにすぐに叶わないと思っていました。チャンスがやってきたのは入社2年目のとき。NECAM(NEC Corporation of America)に行く社内公募があった時は、本部長に自分の熱い想いと共に「もし行けたら私はアメリカでこんな事ができます」というプレゼン資料を作ってアピールしました。しかし、即戦力の募集だったことから、私の夢は叶いませんでした。
でも、そこで諦めずに「グローバルに関わる仕事がしたい!」とチャンスを待っていたのです。そして、人事の要望とマッチしたこともあり、運良く現在の部署(IMC本部 グローバルIMCグループ)に異動することができました。私は言いたいことを何でも言ってしまうタイプなのですが、それをみんなが受け止めてくれる風土がここにはあります。次にチャンスがあれば、海外でマーケティングの仕事に関わりたいという夢は、まだ持ち続けています。