外資系でしか働いたことのない私でも、
スムーズにNECへ合流。
キャリアのスタートは外資系保険会社。配属されたのは商品管理部でした。会社が経営統合の最中だったこともあり、経営統合や業務改善のプロジェクトに参画。プロジェクトのメンバーには、社外のコンサルタントもアサインされていました。コンサルタントと協業して仕事をするうちに、課題を整理したり分析したり、解決までの筋道をつけていく仕事にのめり込んでいく自分がいました。それがきっかけで転職を決意。大手外資系コンサルティング会社で、海外案件やDX案件など様々な仕事を通じてキャリアを積んでいきました。
その後は、外に出てフリーランスのコンサルタントに。しかし、独立独歩の個人事業主から、再びNECで会社員として生きる道を選びました。もう一度企業に所属して、個人では得られないスキルを吸収しようと思ったからです。NECを選んだのは、現在進行形で大きな改革に取り組んでおり、そこに飛び込めば絶対に成長できると感じたから。唯一の不安は、日系メーカーという初めての環境。外資系カルチャー育ちの自分がうまく良さを出せるのか?と悩みました。でも、実際に働いてみると私のようなコンサル出身者や他業界からの転職者も多く、スムーズに合流することができました。
外部のコンサルタントに丸投げせず、
自分たちの未来を、自分たちで築いていく。
NECでの仕事をひと言で言えば、変革を加速させていく社内コンサルタント。業務改革本部という部署で、財務会計領域や総務領域の改革、NECグループ全社共通システム導入の関連プロジェクトなど、社をあげた改革プロジェクトのPMO(※)やチームリーダーを担っています。仕事のほとんどが、事業部やコーポレート部門、関係会社など複数の関係者を跨ぐものばかり。メンバーや上司もプロジェクトによって異なります。
ルーティンワークはほとんどなく、よく考える・よくアウトプットすることが日々のミッションです。忙しい毎日ではありますが、その分「変革のど真ん中で働いている」と日々感じることができています。本来であれば、外部のコンサルティングファームに依頼するような大規模プロジェクトです。それをNECは、TOPをはじめ経営層も本気になり、自力で将来像を描いて実行している。自分たちの頭の中にある未来像を少しずつカタチにできていることが本当に楽しいですね。
一方で、NECは大きな組織ですので、社員間で改革意識の温度差があるなと感じることも当然あります。変革の情熱を社内全体に波及させるには、さらなる努力とエネルギーが必要ですが、私たちの仕事の成果が、この会社の10年先、100年先の未来を築く礎になる。そんな想像をするだけで、大変だけどワクワクする。絶対にやりきってやろうと力が湧いてきます。
部署名の通り、業務改革本部では難易度の高い改革を取り扱っています。そのため、ビジネススクールなど外からの知識・視点を取り入れながら、常に自分の能力を高める努力を続ける方も多くいます。私自身も「上手くいかないな」と感じるときには、上司に相談したり業務後や週末に自己研鑽に取り組んだり、自分の能力をさらに向上させる取り組みをしています。
※PMO:プロジェクトマネジメントオフィス
仕事も家庭も諦めない人生を。
出産しても安心して戻れる会社へ。
結婚をしてから、ずっと家族で、子どもを持つタイミングを相談していました。でも、コンサルタント時代は、個人の裁量がかなり大きく、ハードワークになりがちな面もあります。それで、なかなか踏み出せずにいました。でも、NECは組織として社員をサポートしてくれる体制も整っています。何かあれば、チームのサポートを受けながらフレックスタイムで働くこともできます。さらに、制度面も充実していますので、産休・育休含め、必要に応じて活用できるところもうれしいですね。実は、NECに転職してから、子どもを授かることができました。この環境でなら、本当に安心して出産・育児に向き合えそうです。
出産を控えているので、今は家庭やプライベートを大切にしたい。でも、長い人生で考えた時に「ワーク」も諦めたくない。社内を見渡すと、育児も仕事も両立している人。プライベートも大切にしながらマネジメントをスマートに両立する女性。多様なロールモデルがいらっしゃるので、出産後も安心して復帰もできそうです。NECにある「ホワイト」な働き方は変えずに大切にしていきたいですね。