厚生労働省を中心に、中央官公庁向けの大規模システム開発を担う社会保障ソリューション統括部。第二営業グループでは、介護施設や事業所のケアをデータで支援する「科学的介護情報システム」の企画や提案を行っています。SEと連携して業務に取り組むYuma S.、Satoshi H.、Sayaka O.が、仕事のやりがいを語ります。
国の政策に関わるシステムを提案。ソリューションの提供により社会課題を解決。

NECの官公ソリューション事業部門では、中央官公庁や公的機関のDXを支援し、社会課題の解決に取り組んでいます。その中で社会保障領域を担っているのが、社会保障ソリューション統括部です。
Yuma S.:私たちが所属する第二営業グループが専門としているのは、社会保障の中でも介護領域です。SEと協力しながら、厚生労働省や外郭団体のニーズに応える大規模システムの企画・提案を行っています。
Sayaka O.:第二営業グループで主に担当している「科学的介護情報システム」は、介護施設や事業所が行うケアの質を向上させることを目的としたシステムです。介護サービスの利用者の状態や、介護事業所で取り組むケアの計画・内容などのデータを収集・分析し、その評価をフィードバックすることで、エビデンスにもとづく質の高い介護の実現をめざしています。
システムの提案によって、国の社会保障事業を支えている第二営業グループ。責任ある仕事に取り組む上で、それぞれが大切にしていることがあります。
Satoshi H.:システムに対する理解度は、お客様によって異なります。そのため、お客様に合わせて説明の仕方を変え、より伝わりやすい粒度でコミュニケーションを取ることを心がけています。
また、私たちが扱っているシステムは、政情による影響を受けやすく、お客様のニーズも刻一刻と変化します。だからこそ意識しなければならないのが、スピード感のある提案です。時間をかけて完全な提案をめざすより、ある程度形になった段階で早めに提案を行う。そしてお客様の意見を取り入れながら、一緒にシステムをつくるという姿勢を大切にしています。
Yuma S.:国の政策に関わるシステムの商談では、何十億という規模の予算が動きます。そのため営業の力だけではとてもプロジェクトを完遂することはできません。開発を担当するSEをはじめ、関係各所と情報共有を行うなど、丁寧にコミュニケーションを取ること。それを心がけることで、チームが一体となって最適なソリューションを提供できるように努めています。
Sayaka O.:介護は私たちの生活にとってとても身近であり、重要な社会保障です。システムを利用するお客様はもちろん、その先にいるケアを受けている方々にも、喜んでいただけるような仕事がしたいと考えています。良い仕事は良い関係性から生まれると思うので、関わる方々への感謝を忘れず、お互いが気持ち良く働ける環境づくりを常に意識しています。
多様な経歴を持つメンバーが活躍。異動や転職で自分のやりたい仕事を実現。

異なるバックグラウンドを活かしながら、第二営業グループで活躍している3人。YumaはNECへ2015年に入社し、当初は文教事業の営業を担当していました。
Yuma S.:社会の仕組みに興味があり、それをつくりだす政策や経営戦略といった超上流に携わりたいという想いでNECに入社しました。入社後は第一官公ソリューション事業部の配属となり、全国各地の私立大学に対して、教職員や学生が利用するシステムの提案を担当。経験を積んだ後、国の政策に関わるような大規模システムの営業に挑戦してみたいと考え、現在の部署に異動しました。
SatoshiがNECに入社したのは2016年。現在の部署に異動したのは今年4月で、以前はシステムを開発するSEを務めていました。
Satoshi H.:NECに入社してから7年間、一貫して介護領域のシステム開発を担当していました。介護保険制度の改正や介護報酬の改定にともなうシステムの大規模改修に携わった後、顧客先への常駐や大型プロジェクトのリーダーを経験。そして今年4月に、自らの希望で営業へと職種を転換しました。
Satoshiが営業に挑戦した背景には、SEでは発揮しきれないコミュニケーション能力やお客様への共感力を活かしたいという想いがありました。
Satoshi H.:営業になってまだ数カ月ですが、SEの経験があるというバックグラウンドがあることで、お客様からご相談いただける機会が多いと感じます。システムの技術や費用などさまざまな問い合わせに対して、営業だけでなくSEの観点からも回答できるということ。その強みを活かし、より質の高いソリューションの提案に取り組んでいる最中です。
一方で2022年にNECへキャリア入社したSayaka。以前は地元福井県の独立系SIerで、官公庁の営業を担当していました。
Sayaka O.:前職の会社へは2017年に入社し、福井県内の教育委員会を顧客に営業を行っていました。そして半年後に東京で官公営業部門が新設されたのを機に、首都圏地域の営業を担当し、新規開拓の経験を積みました。NECへ転職したのは、公共分野に強い会社で、中央官公庁向けの営業に挑戦してみたいと考えたからです。また、最先端の技術や情報に触れることができる環境にも魅力を感じ、入社を決めました。
実際にNECで働いてみて感じたのは、一人ひとりが国の大規模システムを扱うという強い責任感と誇りを持って業務に取り組んでいるということです。だからこそ常に最新の情報を追いかけ、知識を深める努力を怠らない。メンバーのそうした姿勢にいつも刺激を受けています。
プロジェクトの成功に欠かせないSEとの連携。高度な開発力と提案力を活かし合う。

営業担当にとって、プロジェクトを進行する上で重要となるのがSEとの連携です。「科学的介護情報システム」の提案から受注までを担当したYumaは、第二システムグループの協力が欠かせなかったと語ります。
Yuma S.:提案先は、これまでNECとはお付き合いのないお客様。そのため開発を担当する第二システムグループのメンバーと共に、お客様のもとへお伺いしてヒアリングを行うことから始めました。第二システムグループのメンバーは、技術に関する専門知識はもちろん、介護保険制度を取り巻く状況にも精通しています。そうしたSEの高度な開発力と営業の提案力を活かし合えたからこそ、初めての取引先と一から信頼関係を構築することができたのだと思います。
中央官公庁が公平性や透明性を担保した上で、発注できるように行われる入札。入札において、提案書の作成が何より大変だったとYumaは振り返ります。
Yuma S.:第二システムグループのメンバーと膝を突き合わせて、入札直前まで提案書のブラッシュアップを重ねました。お互い率直に意見を出し合うのですが、衝突することはなかったですね。みんなが同じ目的に向かい、その達成のためにお互いの考えを尊重していたからだと思います。営業とSEで業務の線引きをあまり行わず、双方ができることの中で最善を尽くし合ったこと。それが受注につながったポイントだと思います。
どの案件も受注はあくまで通過点であり、最終目的は高品質なシステムの開発を通じたソリューションの提供です。その過程で、SEとしての経験が役に立っているとSatoshiは話します。
Satoshi H.:どのフェーズで開発側の負担が増えるかがわかるので、SEに依頼する際には業務がひっ迫しないよう調整することを心がけています。大規模システムの開発には多くの工数を要しますし、たくさんの人が関わります。お客様のさまざまなご要望をいかにしてシステムに落とし込むか。それをSEと協力しながらスピード感を持って進めていくのは難しいですが、その分お客様に喜んでいただけたときの喜びは大きいです。国の制度を担う重要なシステムをみんなで一緒につくり上げていくこと。そこにやりがいを感じます。
Sayaka O.:私も、国が運営するシステムの提案に携わることのやりがいは大きいです。介護は将来的に多くの人が関係する分野。私の祖母は現在、介護施設で暮らしているのですが、施設の方々がどのように祖母を支援してくださっていて、祖母が受けたケアの情報がどう活かされているのかが、業務を通じてわかるようになりました。システムが身近な人の役に立っていることを実感でき、社会的意義のある仕事に従事する喜びを感じます。
NECならではのオープンな社風とチームワークを強みに、成長に向けて新たな挑戦を。

一人ひとりの価値観・ふるまいを示したNECの「Code of Values」。5つある行動基準の中でも、とくに仕事で実感するのは、「組織はオープン、全員が成長できるように」だと3人は口をそろえます。
Satoshi H.:何か困ったことがあっても、その分野に精通したプロフェッショナルがいるため、相談相手に困ることがありません。何より相談しやすい雰囲気があり、私が今年4月に異動してきた時も、わからないことがあれば誰一人嫌な顔をせず教えてくれました。そうした心理的安全性のある環境だからこそ、失敗を恐れることなくお客様に対してスピード感のある提案ができ、チーム一体となって課題の解決に取り組めているのだと思います。
Sayaka O.:NECで働いていて感じるのは、とても風通しが良いということ。そして助け合って一緒に成長していこうという雰囲気が、会社全体としてあるということです。私はキャリア採用ですが、困っている人に手を差し伸べる社風のおかげで、すぐ仕事に慣れることができました。お互い様の精神が浸透しているため、他部署へ何か依頼しても対応がスムーズで仕事が進めやすいです。
Yuma S.:私は今年4月に第1子が誕生して育児休業を取得したのですが、その際にチームワークの良さを実感しました。最初は職場を離れることに不安があったのですが、メンバーがフォローし合う体制を整えてくれたので、安心して育児に専念することができました。業務を属人化せずチームで分担するという意味でも、良い経験になったと思っています。
チームの力を活かして成長を続ける第二営業グループの3人。これから挑戦していきたいことを次のように語ります。
Satoshi H.:目の前にあるお客様の課題を解決することはもちろん、社会保障分野で達成したいビジョンを、お客様と共に描いていくこと。その目標を実現できるよう、営業から一歩踏み込み、コンサルタントのようにより上流工程からアプローチしていきたいと考えています。そのためにもSEとの協力体制を強化し、事業領域の拡大をめざしていきたいです。
Yuma S.:社会保障制度が変化していく中で、それに対応する新しいシステムの提案が求められています。お客様のニーズに素早く対応し、その先にいるサービスを利用する皆様にも喜んでいただける。そんなソリューションをご提供するために大切なのは、やはりSEとの連携をはじめとするチームワークです。組織全体の力を最大化できるように、今後はナレッジの共有や継承にも力を入れていきたいと考えています。
Sayaka O.:私が理想としているのは、お客様やサービスの利用者様をはじめ、システムに関わるすべての人が幸せになる仕事をすることです。その信念を大切に、より良いソリューションの提案を追求していきたいと思います。
NECには管理職の女性も多く、ロールモデルとなる先輩がたくさんいます。この先ライフステージが変わっていったとしても、先輩たちのように大きな案件に挑戦していきたいです。
営業としてさらなる成長をめざし、歩み続ける3人。これからもそれぞれの強みを活かしながら、NECで活躍のフィールドを広げていきます。
※ 記載内容は2023年10月時点のものです