「NECってどんな会社だと思いますか?」
「パソコンの会社?」と思う人も多いかもしれません。実は、NECは社会課題を解決し、未来を創る挑戦を続けている企業です。 NECがめざしているのは、社会全体を支える仕組みや新しい価値を創ること。
そんなNECが、学生たちと共に未来を描いたのが、2024年11月に開催された「POP UP CAMPUS 2024」(以下、PUC)です。PUCは企業社員と学生が「働く世界をリアルに体感する、職業体験型ワークショップ」を共創するプロジェクトです。NECは「新事業開発」をテーマにした実践的ワークショップを実施しました。
学生とともに創る「社会を変えるビジネス」

今回のPUC参加のきっかけは、早稲田大学在学中のCourse VALUメンバー山崎さんの熱意あるアプローチでした。山崎さんはこう振り返ります。
CourseVALU山崎:NECの名前は知っていましたが、何をしている会社なのか具体的にイメージがつきませんでした。“パソコンを作る会社”という印象はあるけど、それだけじゃないはず、と思って。そこで思い切って企業ホームページのお問合せフォームからイベント参加をお願いしました。返信が来たときは本当に嬉しかったです!
こうした学生の声に応える形で、NECは「大企業の新事業開発」をテーマにした実践的ワークショップを企画。80分という限られた時間の中で、学生たちはNEC社員と共に新しい事業アイデアを考えました。
NEC黒瀬:学生たちの自由な発想と、NECのノウハウや技術が交わることで、すごい化学反応が起きるんじゃないかと期待しました。社会課題を解決しながら未来を創ること。それを次世代を担う学生たちと一緒に挑戦することは、とても意義があることだと考えました。

ワークショップが生み出した“気づき”と“行動変容”
このワークショップの目的は、単に新事業開発のプロセスを体験してもらうことではありません。NECの塚田はこう話します。
NEC塚田:大企業での新事業開発は、学生にはなかなかイメージしにくいと思います。今回のワークショップを通じて、NECがどんな事業をしているのかを知ってもらい、学生たちの考え方や行動に少しでも変化が生まれるきっかけになれば嬉しいなと。学生たちが自分たちでどんどん議論を進めていく姿を見て、今回の取り組みが良い方向に作用していると感じました。
CourseVALU望月:限られた時間の中で、自由な発想を引き出しつつ、具体的な形に落とし込めるよう構成にはかなり工夫しました。NECの事業内容を知るインプットの時間を設けつつ、発散しすぎないようにテーマや軸を設定したことで、学生たちのアイデアがぐっと深まりましたね。

実際、ワークショップを通じて学生たちからは次のような声がありました。
「NECがこんなに幅広い事業をしているとは知らなかった」
「社会課題を解決する仕事を、自分もやってみたいと思った」
「NEC社員と一緒に考える時間がとても刺激的だった」
イベント終了後のアンケートでは、参加者の97%が「NECについてもっと知りたい」「今回の経験を友人に話したい」と回答。NECがめざした“行動変容”を実現する場になりました。
イベントを振り返って
CourseVALU松本:初めてのイベントを無事に終えられたのは大きな成果です。新事業開発と同じで、0から1を立ち上げるのが一番難しいことだと思っています。今後はこれを2、5、10と広げ、日本全国、そして世界にこの活動を広げていくのが私の目標です。
NEC畠山:普段の業務では、社会課題という大きなテーマを扱うため、少し遠い未来を見据えてビジネスを考えることが多いです。ただ、今回のワークショップを通して、目の前の困り事や課題にしっかり向き合うことの大切さを改めて感じました。これからは、今、もしくは近い将来に解決しなければならない問題を探る視点を忘れずに、事業開発に取り組みたいと思います。

NECで働くということ
PUCで学生たちが目にしたのは、社会課題をビジネスチャンスに変えるNECの姿でした。NECの仕事は、社会を変える挑戦そのものです。
「世界を変えたい」「世の中を良くしたい」そんな想いを持つ人が、自分のアイデアを形にし、未来を動かしていく。そのための環境がNECにはあります。
NECは、新しい視点とエネルギーを持つ若い力を必要としています。未来を仕掛ける一歩を、NECとともに踏み出してみませんか?