NEC Orchestrating a brighter world
NEC Orchestrating a brighter world

NECならではの技術力と品質を追求。官公庁の生体認証システム開発にかける想い。

NECならではの技術力と品質を追求。官公庁の生体認証システム開発にかける想い。

官公ソリューション事業部門CIQソリューション統括グループに所属するKotomi S.。法務省の出入国在留管理庁をクライアントとして、指紋認証と顔認証のシステム開発に携わっています。学生のころからの夢を実現するためNECに入社したKotomi S.が、仕事のやりがいとNECで働く魅力を語ります。

日本への入国を安全かつ円滑にするために。厳格な審査を実現するシステムを開発。

私は現在、「安全・安心で便利な、世界一の出入国サービスを提供すること」をミッションとして、指紋認証と顔認証に利用するシステムの開発を行っています。主に担当しているのは、設計からプログラミング、テストを経て、リリースするまでの工程です。厳格な審査により、日本の治安を玄関口から守ることはもちろん、日本に対する訪日外国人の心象が悪くならないよう、ストレスのない円滑な入国を実現することも私たちの役目となります。 

日本を訪問する16歳以上の外国人は、入国審査時に顔写真の撮影と指紋採取を行うことが法律で定められています。そのため、万が一私たちのシステムに不具合が生じ、撮影や画像の照合がうまくできなかった場合、法令違反という重大な問題につながりかねません。

そうしたトラブルを確実に防ぐため、どんな小さなバグも見逃さないよう、常に疑いの目を持ってテストに臨むことを大切にしています。私は以前、海外の政府機関が利用するシステムの開発に携わっていたのですが、日本の官公庁が要求する品質水準は海外の政府機関よりも高いため、一つひとつの工程に細心の注意を払うことが求められます。

たとえば、海外ではマニュアルに書かれていない操作を行ったために不具合が生じた場合、マニュアルに従わなかったことが原因として納得してもらえるケースがあります。しかし日本の場合は、マニュアルと異なる操作によって不具合が起きた場合、その可能性を認識できていなかった開発業者が責任を問われることもあります。お客様が求める品質水準を満たし、日本の入国を厳格に管理するためにも、あらゆる事態を想定しながら慎重にテストを行う必要があるのです。

テストでは、プログラムが正常に動作するか機能を個別に検証する単体テスト、組み合わせた機能がうまく連携できているかを確認する結合テスト、そしてすべてのシステムを結合させて最終的に検証する総合テストを行います。

それぞれのテスト段階において重要なのは、バグがないかを徹底的に確認し、バグを発見したらなぜそれが生じてしまったのか、原因を特定することです。そして再発防止策を検討し、改善を積み重ねていくことにより、さらなる品質向上を追求しています。

やりたい仕事をするためにNECへ入社。希望した配属先で、学生のころからの夢を形に。

私はもともと刑事ドラマが大好きで、とくに科学捜査を題材にしたドラマをずっと見てきました。その中である時、顔認証が使われているのを見て一気に興味が湧いたんです。私の家族がIT業界で働いていた影響もあり、顔認証システムの開発に携わりたいと考えるようになりました。

そして就職活動を行うにあたり、いろいろと企業を調べていくうちに、私がやりたい仕事ができるのはNECしかないと思い至りました。NECは、約半世紀前から生体認証事業に取り組んできたパイオニア企業です。そしてアメリカの政府機関によるベンチマークテストでは、指紋認証・顔認証・虹彩認証において、精度世界第1位の評価(※)を獲得しています。
(※)NEC、顔認証に続き虹彩認証でも米国国立機関による精度評価で第1位を獲得し、2冠を達成

そのように優れた技術力を誇るNECで夢を実現したいと思い、⼊社時の配属を確約してもらえる「部門×職種別採用」にエントリー。セーファーシティソリューション事業部門にシステムエンジニア職として応募しました。そして希望通り、顔認証のシステム開発に携われることになったのです。

入社後は、NECが提供している顔認証パッケージソフトウェアの開発を担当しました。そして1年の経験を積んだ後、もっとお客様と接点を持ち、現場の声を活かしたシステム開発がしたいと考え、業務研修を行うために第二官公ソリューション事業部(現CIQソリューション統括グループ)へと異動しました。

それまでは自分が担当しているシステムが実際に稼働しているところを見たことがなく、システムを利用しているお客様の声を直接お聞きする機会はありませんでした。しかし異動後は、顔認証を導入していただいている空港に出向き、お客様に意見や要望を直接伺えるようになりました。現場に出るようになったことで、お客様のニーズを理解し、どう説明すればより伝わりやすいかを考えるようになるなど、新たな学びや気づきをたくさん得ることできました。

そして業務研修を終え、正式に現在の部署への移籍が決定。入社してから今まで、私の意思を尊重し、やりたい仕事を任せてもらえているので、NECで働くことができて本当に良かったと思っています。

お客様と誠実に向き合い、顔認証システムの導入を支援。実感した仕事の責任とやりがい。

入社して4年間、顔認証システムの開発に携わってきましたが、中でも自分の成長につながったと感じるのが、昨年度に顔認証システムを初めて導入されるお客様を担当したときのことです。私は顔認証の精度を検証し、その結果をお客様へ説明する役割を任されました。

顔認証の精度は、画質や明るさなどさまざまな要因で変わるため、実際の顔画像を使って精度の検証を行い、誤判定が起こる確率などの検証結果をお伝えする必要があります。そのようにして運用前に、顔認証の精度について説明し、お客様の理解を得ること。それを果たせるかどうかが運用後の満足度を左右するため、責任の大きな仕事となります。

顔認証を一度も利用したことがないお客様は、照合において一切の誤差がなく、100%の精度で認証できると思っておられることも少なくありません。ただ実際は、世界トップクラスの認証技術を誇っていても、わずかながらに認証のエラーというのはどうしても避けられないという事実があります。

そのことに対して理解し合意いただいた上で導入いただかなければ、後々お客様の期待に沿えない結果となってしまう可能性があります。そのため上司に相談してアドバイスをもらいながら、お客様と丁寧にコミュニケーションを取り、説明を重ねていきました。その中で私が常に意識したのは、NECの顔認証技術を用いてできること、できないことを明確にお伝えするということです。

結果として、私たちの説明にしっかりとご納得いただき、導入後も満足していただくことができました。NECの顔認証技術が持つ優位性のみを伝えて導入を促進するのではなく、導入後のことまで見据えてお客様と誠実に向き合うこと。それが大事だということを学んだ経験でした。導入いただいたお客様からは、顔認証システムが現場でも好評だというお褒めの言葉をいただきました。

そうしたお客様のお褒めの言葉は、私のやりがいにつながっています。中でもうれしかったのが、「技術のNECですね」という言葉です。世界に先駆けて、生体認証技術の研究開発に取り組んできたNECで働いていること。そしてその優れた技術を活かし、システムとして世に送り出す仕事に携わっていることに、改めて誇りと喜びを感じました。

いつかプロジェクトをけん引できる存在に。仲間と切磋琢磨しながら新たな挑戦を。

NECで働いてきて思うのは、社員のやりたいことを尊重してくれる会社だということです。新卒でも「部門×職種別採用」での応募が可能ですし、入社後も社内公募制度により通年で異動を希望できるなど、一人ひとりが望む仕事に挑戦できる環境に魅力を感じています。

また、ロールモデルとなる上司が多いことも魅力の一つです。困ったことがあればいつでも相談することができ、的確にアドバイスしてくれます。私が現状に甘んじてしまっていたときには、尊敬している上司が「このままではいけない」と、技術力の足りなさを具体的にコーチングしてくれたことがありました。

それからは自分を見つめ直し、ネットワークスペシャリストやデータベースススペシャリストなど、業務に役立つ国家資格を次々と取得。資格取得に励むうち、努力すればした分だけ必ず仕事に活きる知識が身につくのだということを実感し、もっと学んで成長したいと思うようになりました。 

そうした私の性格を見越して、どうすればやる気になるかを考えながらサポートしてくれた上司にとても感謝しています。また、自分のレベルに合わせて1段1段ステップを上ることができたのは、資格取得のための研修や、受験費用の支援といった教育制度があったおかげだと思っています。 

現在は、プロジェクトをけん引できる存在になることをめざし、国家資格であるプロジェクトマネージャ試験の勉強に励んでいるところです。いつか大型案件も自分の責任で進められるように経験を積み、社会に貢献していきたいと考えています。

NECは、私と同じように社会に貢献したいという想いを抱いている社員がたくさんいる会社です。自分のためではなく誰かのためになることを常に考えながら、任された仕事に責任を持ち、ベストを尽くして取り組むメンバーばかりだと感じます。そのため、同じような姿勢で仕事に取り組み、やる気と向上心を持っている方が、仲間として加わってくださったらうれしいですね。 

入社後は本人のやりたいことを尊重してもらえますし、多様なバックグラウンドを持つ方が活躍できるさまざまなフィールドが広がっています。キャリアの選択肢がたくさんあるNECで、自分の可能性を試したいという新しい仲間の挑戦を楽しみにしています。 

※ 記載内容は2023年10月時点のものです

関連記事はこちら